タトヌマン(その他表記)tâtonnement(仏)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タトヌマン」の意味・わかりやすい解説

タトヌマン
tâtonnement(仏)

模索過程。競争市場の下で価格メカニズムが働き,市場均衡に至るという調整プロセスを M.E.L.ワルラスが,模索する過程に例えたもの。タトヌマンが市場均衡をもたらすとするのが一般均衡理論の基本的考え方であるが,経済には相互依存関係などが存在するため,経済的に意味のある市場均衡が達成されるかどうかは必ずしも自明のことではない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む