ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タトヌマン」の意味・わかりやすい解説 タトヌマンtâtonnement(仏) 模索過程。競争市場の下で価格メカニズムが働き,市場均衡に至るという調整プロセスを M.E.L.ワルラスが,模索する過程に例えたもの。タトヌマンが市場均衡をもたらすとするのが一般均衡理論の基本的考え方であるが,経済には相互依存関係などが存在するため,経済的に意味のある市場均衡が達成されるかどうかは必ずしも自明のことではない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by