たぷたぷ

精選版 日本国語大辞典 「たぷたぷ」の意味・読み・例文・類語

たぷ‐たぷ

〘副〙
液体容器に豊富にあって、揺れ動くさまを表わす語。たぶたぶ。
大道無門(1926)〈里見弴〉微症「調子よくタプタプと揺れる洗面器なかの湯に」
② やわらかくふくらんで揺れ動くさまを表わす語。
青べか物語(1960)〈山本周五郎〉白い人たち「たぷたぷと揺れる乳房

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デジタル大辞泉 「たぷたぷ」の意味・読み・例文・類語

たぷ‐たぷ

[副](スル)
容器にたくさん入っている液体が揺れ動くさま。「カップたぷたぷ(と)注がれた湯」
ふくらんでいるものが、やわらかく揺れ動くさま。「胴回りたぷたぷ(と)してきた」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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