ダイアテクシス(その他表記)diatexis

岩石学辞典 「ダイアテクシス」の解説

ダイアテクシス

部分熔融であるアナテクシスが極端に進み,ほとんど完全に岩石熔融したもの[Gurich : 1905, Scheumann : 1936].ショイマンは既存の岩石の完全な熔融で,その後高変成度に関連してほとんど完全な再熔融と考えた[Scheumann : 1936, Dietrich & Mehnert : 1961].縞状構造はなく均質になり,リューコソムの量は多く全体の半分以上となり,原岩の組織は残っていない.有色鉱物がリューコソムの中で卓越していることがある.完全に熔融するか,ほとんど熔融した高度のアナテクシスである[Dietrich & Mehnert : 1961].ギリシャ語のdia texoは融けつくすの意味.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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