有色鉱物(読み)ユウショクコウブツ

デジタル大辞泉 「有色鉱物」の意味・読み・例文・類語

ゆうしょく‐こうぶつ〔イウシヨククワウブツ〕【有色鉱物】

黒・緑・褐色などの色をもつ造岩鉱物橄欖石かんらんせき輝石角閃石かくせんせきなど、鉄やマグネシウムに富む鉱物をさす。苦鉄質鉱物。⇔無色鉱物

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関連語 せんせき 名詞

精選版 日本国語大辞典 「有色鉱物」の意味・読み・例文・類語

ゆうしょく‐こうぶつイウショククヮウブツ【有色鉱物】

  1. 〘 名詞 〙 岩石を構成する鉱物のうち、黒・緑・褐色などを呈する鉱物。橄欖石角閃石雲母など。

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岩石学辞典 「有色鉱物」の解説

有色鉱物

肉眼および薄片暗色に見える鉱物.大部分はFeおよびMgを主成分に含むマフィック鉱物とほぼ同様である.一般に石英,長石類,準長石類などは有色鉱物以外の鉱物であるが,白雲母(muscovite)や燐灰石(apatite)などの扱いには検討が必要である.

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