最新 地学事典 「ダマラ系」の解説
ダマラけい
ダマラ系
Damara System
アフリカ南部,ナミビアの先カンブリア界上部層で,パン-アフリカンの岩層。Damara系とその相当層を含む。Damara帯は大西洋岸からカラハリ砂漠まで,北東~南西方向にのび,Katanga帯・Zambezi帯へと続く。ゴンドワナ大陸時代には,現在のブラジル東岸のRibeira帯に続いていたと考えられる。Damara系は,10億年前に始まるNosib地溝期,8.3億年前のOtavi平坦期,その後のSwakop優地向斜期の3期で形成され,5.5億年前のDamara造山により褶曲・変成を受けた。珪岩・大理石・片岩・角閃岩・漂礫岩などからなり,全層厚は20km。Franzfontein花崗岩(約17億年前)などを不整合に覆う。
執筆者:諏訪 兼位・星野 光雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

