だみ

精選版 日本国語大辞典 「だみ」の意味・読み・例文・類語

だみ

  1. 〘 副詞助 〙 未詳。ほど、ばかりの意か。一説に、以内うち
    1. [初出の実例]「近くあらば いま二日太未(ダミ) 遠くあらば 七日のをちは 過ぎめやも」(出典万葉集(8C後)一七・四〇一一)

だみの補助注記

語源的には、動詞「たむ(回)」の名詞形から変化したものであろうといわれる。そこから、あたり・周辺の意を表わして、時間的には「ばかり」の意となるという。また、「をち」が遠方の意から、以上の意を表わすのと対称的に、「たみ」から以内・内の意が生ずるとも説かれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む