世界大百科事典(旧版)内のダリーン,O.vonの言及
【スウェーデン語】より
…特にグスタブ1世(グスタブ・バーサ)欽定訳聖書(1540‐41)は,デンマーク語の影響の排除とストックホルム周辺の方言の影響力の増大という言語的特徴とともに,スウェーデン文語の規範の成立に大きな影響を与えることとなった。18世紀以後ダリーンOlof von Dalin(1708‐63)をはじめ数多くの文人,学者が現れ,スウェーデン語の研究と文語の規範の確立に努めたが,首都であるストックホルムの言葉がその際,標準語として絶対的な優位を占め,現在にいたっている。【斎藤 治之】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」