だ竜鏡(読み)だりゅうきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「だ竜鏡」の意味・わかりやすい解説

だ竜鏡
だりゅうきょう

仿製鏡 (ぼうせいきょう) の一種。だというのはわにの一種であるといわれている。首の長い獣形が,半肉彫に表わされ,その頸部棒状のものが出ている。獣と獣との間に神像を配したものもある。中国画文帯神獣鏡を模しているといわれる。山口県柳井の茶臼山古墳から直径 44.5cmの大型のものが出土している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む