頸部(読み)ケイブ

精選版 日本国語大辞典 「頸部」の意味・読み・例文・類語

けい‐ぶ【頸部】

  1. 〘 名詞 〙 頭部胴部をつないでいる部分。くびの部分。また、ものとものとをつなぐ細くなっている部分。
    1. [初出の実例]「ことに不思議なるは同人の頸部(ケイブ)なる創(きず)にして」(出典:首が落ちた話(1918)〈芥川龍之介〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の頸部の言及

【首∥頸】より

…動物の体で頭部の後方で多少とも細くなっている部分が,しばしば頸(頸部)と呼ばれる。脊椎動物の頸cervixは前肢の前方の胴部が伸長したもので,頭骨につらなる脊柱,脳から伸びた脊髄,咽頭に続く食道,頭部への血管,肺呼吸するものでは気管などが通っている。…

※「頸部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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