チオセミカルバジド

化学辞典 第2版 「チオセミカルバジド」の解説

チオセミカルバジド
チオセミカルバジド
thiosemicarbazide

CH5N3S(91.14).H2NHNC(=S)NH2.ヒドラジン硫酸塩とチオシアン酸アンモニウムから得られる.白色結晶.分解点182~184 ℃.水,エタノールに可溶.アルデヒド,ケトンと反応し,結晶性のチオセミカルバゾンR2C=NCSNHNH2をつくる.多くの重金属イオンと酸性領域で安定な水溶性錯体をつくるので,キレート滴定においてマスキング剤として使われる.金属の比色試薬として用途がある.LD50 13 mg/kg(ラット経口).[CAS 79-19-6]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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