チキータレシーブ(読み)ちきーたれしーぶ

知恵蔵mini 「チキータレシーブ」の解説

チキータレシーブ

卓球におけるレシーブ一種チェコのピーター・コルベル選手が生み出した。バックハンドボールに強い横回転を加えてカーブをさせながら相手のコートに返す攻撃的な打法で、返球が非常に難しいため、使いこなせば試合を有利に運ぶことができる。ボールの弾道がバナナのように曲がることから、バナナのブランド「チキータ」の名が付けられた。2008年の北京五輪前後から中国や欧州などのトップ選手がチキータを多用しており、日本人ではロンドン五輪代表の岸川聖也がこれを武器に同大会シングルスで日本男子初のベスト8入りを果たした。

(2012-08-7)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む