日本大百科全書(ニッポニカ) 「チモール海」の意味・わかりやすい解説 チモール海ちもーるかいTimor Sea オーストラリア大陸北西岸とチモール島との間の海域で、インド洋の付属海の一つ。南北約500キロメートル、東西約900キロメートル、面積約45万平方キロメートル。東に連なるアラフラ海とともに大部分がサフル陸棚にあたる。かつての大陸の続きが沈降したことが、海底の河川侵食地形やサンゴ礁地形によって示されている。水深200メートル未満の浅海であるが、北部(チモール島側)のチモール海溝では水深3200メートルに達する。[谷内 達] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例