チャンジン湖(読み)チャンジンこ(その他表記)Changjin-ho

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャンジン湖」の意味・わかりやすい解説

チャンジン(長津)湖
チャンジンこ
Changjin-ho

北朝鮮,ハムギョンナム (咸鏡南) 道の北西部にある人造湖。周囲 156km,貯水量 106万 km3。アムロク (鴨緑) 江の支流であるチャンジン江をせきとめたもの。ケマ (蓋馬) 高原の南西部にあたる標高 1900m前後のチャンジン高原にある。湖水を南側のソンチョン (城川) 江に導水して 32.5万 kWの発電を行い,ハムフン (咸興) 市の工場などに供給している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android