日本歴史地名大系 「城川」の解説
城川
かつらぎがわ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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愛媛県南西部、東宇和郡にあった旧町名(城川町(ちょう))。現在は西予市(せいよし)の東部を占める一地域。1954年(昭和29)魚成(うおなし)、高川、土居(どい)、遊子川(ゆすかわ)の4村が合併して黒瀬川村となり、1959年町制を施行して改称、城川町が成立。2004年(平成16)、西宇和郡の三瓶(みかめ)、東宇和郡の明浜(あけはま)、宇和、野村の4町と合併して市制施行、西予市となる(なお、この合併により東宇和郡は消滅)。旧城川町は四国山地、肱川(ひじかわ)の上流域を占め、高知県に接する。町名は、旧村名にある土、成、川の字を集めたもの。国道197号が通じる。穴神洞(あながみどう)遺跡をはじめ縄文期の遺跡が多い。町域の80%が山林で、農畜産のほかにクリやユズが特産。江戸時代には仙貨(せんか)紙と木蝋(もくろう)の産地で、宇和島藩の重要な財源であった。町内には茶堂(ちゃどう)とよばれる巡礼への接待や集落の人々の集まる茶の接待所が多く、その習俗は国の選択無形民俗文化財。また仙台藩の鹿踊(ししおどり)の流れをくむ「窪野の八つ鹿踊(くぼののやつしかおどり)」(国の選択無形民俗文化財)が三滝神社の大祭に奉納される。
[横山昭市]
『『城川町誌』(1976・城川町)』
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