日本大百科全書(ニッポニカ) 「チュコト高地」の意味・わかりやすい解説 チュコト高地ちゅことこうちЧукотское Нагорье/Chukotskoe Nagor'e ロシア連邦、シベリア北東端にある高地。以前はチュコト山脈Чукотский Хребет/Chukotskiy Hrebet、チュクチЧукчи/Chukchi山脈、またはアナディール山脈Анадырский Хребет/Anadïrskiy Hrebetとよばれていた。最高点は標高1843メートルであるが、大部分は1000~1500メートル。中生代白亜紀と三畳紀の砂岩、片岩、花崗(かこう)岩からなり、石炭の産出もある。斜面は山岳ツンドラをなす。[金窪敏知・須長博明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例