普及版 字通 「チュン・ゆきなやむ」の読み・字形・画数・意味
8画
[字訓] ゆきなやむ
[字形] 形声
声符は屯(とん)。屯は織物の縁の糸端を括り束ねる形。縁を総(ふさ)飾りすることを純という。は進行の止まる意。〔易、屯(ちゆん)、六二〕「屯如(ちゆんじよ)たり、如(てんじよ)たり」の屯はの意。屯は(ちゆんてん)としるすのがよい。
[訓義]
1. ゆきなやむ、とどまる。
2. たちもとおる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕々 ウレフ・メグル/ ウチハヤシ 〔立〕 ウチハヤシ・メグル
[語系]
・屯dunは同声。は〔玉〕に「なり」とあり、dianも声義の近い語である。
[熟語]
▶・災▶・塞▶・滞▶・▶・▶・難▶・敗▶・否▶・厄▶
[下接語]
・賤
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報