精選版 日本国語大辞典 「ついした」の意味・読み・例文・類語 つい した ① ちょっとした。かりそめの。[初出の実例]「『こなさん、こりゃ指を切ったか』『イイエ、わたしゃ、ついした怪我』」(出典:歌舞伎・謎帯一寸徳兵衛(1811)中幕)② いいかげんの。なまやさしい。あとに打消の語を伴って用いる。[初出の実例]「それ程に思うて下さる志、幾度も言ふ通り、ついした様には思はぬわいのゥ」(出典:歌舞伎・御摂勧進帳(1773)五立切) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by