つい伏(読み)ついふす

精選版 日本国語大辞典 「つい伏」の意味・読み・例文・類語

つい‐ふ・す【つい伏】

〘自サ四〙 (「つい」は接頭語)
① 下の方を向いて姿勢を低くする。ひれふす。うつむく。
山家集(12C後)下「橋殿に着きてついふし拝まるるまではさる事にて」
② 横たわる。寝る。眠る。
評判記色道大鏡(1678)一五「爰の柴部屋、かしこの稲蔵の壁によりそひついふして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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