つうっと

精選版 日本国語大辞典 「つうっと」の意味・読み・例文・類語

つうっ‐と

〘副〙
① 速さなどの程度がはなはだしいさまを表わす語。
※杜詩続翠抄(1439頃)四「つうっと直上而後又下則勢力健勇者故云々」
四河入海(17C前)一「つうっとはやい水で石も流ぞ」
② 時間的へだたりの大きいさまを表わす語。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「『もう四つを打たかネ』『何いひじゃいな。つうっと最前打てじゃ』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android