ツチカニムシ(読み)つちかにむし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ツチカニムシ」の意味・わかりやすい解説

ツチカニムシ
つちかにむし / 土蟹虫

節足動物門クモ形綱擬蠍(ぎけつ)目ツチカニムシ亜目Chthoniineaの陸生小動物の総称。体は小さく2.5ミリメートルを超えない原始的な動物群で、多くは大形の鋏角(きょうかく)と二眼をもつ。ツチカニムシ科の種類は、日本を含め全世界に分布。オウギツチカニムシAllochthonius opticus本州から琉球(りゅうきゅう)諸島まで、ムネトゲツチカニムシTyrannochthonius japonicusは東京以南、台湾まで、メクラツチカニムシMundochthonius japonicusは北海道から九州まで分布し、いずれの種も森林土壌に普通にすむ。また、無眼でこれらの近似種が、日本のほかヨーロッパやアメリカの洞穴から多数発見されている。

[森川国康]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む