これを受ける人名・地名は「いは」を共有しているので、「岩」の意を介して続くと思われる。「万葉集」中の五つの例がすべて「角障経」という表記であるところから、( イ )「つの」は植物の芽、「さはふ」は「障(さ)はふ」で、芽の伸びるのをさまたげる岩の意で係るとする説、( ロ )「つの」は岩角、「さは」は多で、角のごつごつした岩の意で係るとする説などがあり、他に、「つの」を「つな」「つた」と同源で、蔓性の植物とし、「さはふ」は「さは(多)・はふ(延)」の変化したものとして、蔦のからみついた岩の意で係るとする説もある。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...