テオリコン(その他表記)theōrikon

改訂新版 世界大百科事典 「テオリコン」の意味・わかりやすい解説

テオリコン
theōrikon

古代ギリシア語で〈観劇料〉の意。アテナイにおいて公共の諸祭典の折,国家によって貧窮市民に支払われた手当。前5世紀中ごろペリクレスによって導入された。前4世紀には専門の財務官団をもつ〈基金〉として,独立の財政部門を形成した。支給額はほぼ1日分の生活費に相当。のち国家財政の全余剰金がそれに回され,市民全体に支給されるようになって文字どおり〈民主政の糊〉として機能したが,マケドニアのアテナイ占領とともに,この制度も廃棄された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 古川

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...

ヒグラシの用語解説を読む