基金(読み)キキン

デジタル大辞泉 「基金」の意味・読み・例文・類語

き‐きん【基金】

経済活動財産基礎となる資金
特別会計特殊法人などの財産的基礎となる資金。
地方公共団体特定目的のために、財産を維持し、資金を積み立て、または定額の資金を運用するために設けた財産。基本財産
[類語]資本資本金資金元手元金キャピタル財源ファンド

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「基金」の意味・読み・例文・類語

き‐きん【基金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある目的のために、積み立てるなどして準備しておく資金。ファンド。〔英和外交商業字彙(1900)〕
  3. 法人事業などの経済的基礎となる資金。ファンド。
    1. [初出の実例]「基金が豊かであること、創設以来の学長であるミス・ケートの磊落な気象とのお蔭で」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

保険基礎用語集 「基金」の解説

基金

相互会社には資本金がなく、その代わり設立の際に基金を設けることが必要とされています。基金は事業資金および担保資金としての役割を担っていますが、とりわけ、創業時における事業資金として機能を果たすことが強く期待されています。

出典 みんなの生命保険アドバイザー保険基礎用語集について 情報

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android