てきない(読み)テキナイ

デジタル大辞泉 「てきない」の意味・読み・例文・類語

てき‐な・い

[形]近世語》苦しい。せつない。
「かう酔っては息が切れて出来ぬとこと、ああ―・い、―・い」〈滑・旧観帖・初〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「てきない」の意味・読み・例文・類語

てきな・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 苦しい。せつない。つらい。
    1. [初出の実例]「二合半のもり切おだい。喉につまってぎっちぎっちてきないこんでごはりまする」(出典:浄瑠璃・心中宵庚申(1722)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む