テトラフルオロエテン

化学辞典 第2版 「テトラフルオロエテン」の解説

テトラフルオロエテン
テトラフルオロエテン
tetrafluoroethene

C2F4(100.02).CF2=CF2.略記号TFF.フレオン-22CHClF2を650~800 ℃ に加熱した白金,銀,炭素などの入った管に通すと,脱塩化水素して90% 収率で得られる.また,フレオン-114CClF2CClF2亜鉛末で脱塩素しても得られる.無色無臭の液体で,空気中で燃焼する.凝固点-142.5 ℃,沸点-76.3 ℃.臨界温度33.3 ℃.臨界圧40.2 kg cm-2.非常に重合しやすく重合熱が大きい.過酸化ベンゾイルなどを触媒として乳化また懸濁重合させたり,エテンプロペンなどと共重合させ,フッ素樹脂として用いられる.[CAS 116-14-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む