テュルンハウト(その他表記)Turnhout

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テュルンハウト」の意味・わかりやすい解説

テュルンハウト
Turnhout

ベルギー北部,アントウェルペン州の商工業都市。アントウェルペン東北東約 40km,オランダ国境から約 15kmに位置する。 12世紀頃から市場町として知られてきたが,現在は工業都市で,印刷,製紙製薬電機,食品,たばこ,縫製,ダイヤモンド加工などの工業がある。ブラバント公城 (15世紀) ,聖ペテロ聖堂 (15世紀) などがあり,ベギン会修道院 (14世紀) は,1998年世界遺産の文化遺産に登録。付近には水鳥の群棲地として知られるリールマン湿地がある。人口3万 7897 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む