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市場町 いちばまち market town

翻訳|market town

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

市場町
いちばまち
market town

物資の交換取引のための市を中心に発達した町。ヨーロッパや中国では,早くから市場が発達したが,特にヨーロッパでは中世以降,市場を母体とした地方中心集落が発達した。フランスリヨンドイツケルンやフランクフルトアムマインなどがその例である。

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デジタル大辞泉の解説

いちば‐まち【市場町】

市の立つ所に発達した市街。

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百科事典マイペディアの解説

市場町【いちばまち】

起源を定期的市(いち)にもつ都市。たとえば二日市,四日市など。ヨーロッパでは交通要地の国際的市により発達。→(いち)
→関連項目都市

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世界大百科事典 第2版の解説

いちばまち【市場町】

市場の存在が成立の基礎となって形成された集落。市場集落ともいう。物資交換の場としての〈市(いち)〉の形成と発展は別項〈〉に見るとおりであるが,〈〉の位置が定まり,定期に開催するための設備も整えられると,その場所が〈〉〈市庭(いちば)〉〈市場〉と呼ばれた。市場は物資交換流通の場であるから,交通要衝の地が重要な立地的要因となる。したがって河川の沿岸,合流点,あるいは河口などに立地するのは当然のことである。

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大辞林 第三版の解説

いちばまち【市場町】

市場を中心に発達した町。

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日本の地名がわかる事典の解説

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

市場町
いちばまち

物資を交換取引する市場を中心に発達した町場集落をいう。古代には、物資の流通はほとんど市場によったので、大小の市場が諸地域に発達し、市場町は政治都市、港町とともに市街地の祖型をなした。そして、市場経済の最盛期であった中世はまた市場町分布の最濃密期であった。近世に入って物資の流通が店舗商業に転換すると市場町は減少した。現在では巨視的にはアフリカ中近東東南アジアメラネシア、新大陸などのうちの発展途上地域にみられるにすぎない。それらの諸地方でも市場町の立地地区は、異民族居住の境界地区、また同一民族の居住地域でも地形や生産条件を異にする場合は、これらの境界地区に多くみられ、なかでも交通の便のよい所(渡河点、橋頭、港など)に多い。
 現在、世界的に有名な市場町としては、フランスのリヨン、ドイツのフランクフルト・アム・マイン、ケルン、ベルギーのブリュージュ、ロシアのニジニー・ノブゴロド、韓国の大邱(たいきゅう/テグ)、中国の張家口(ちょうかこう/チャンチヤコウ)などがあげられる。また、大都市の市街地中にも市場町に始まる広場や街路があり、いまも盛んに市(いち)が立つ地区もある。ヨーロッパのローマンタウン起源の現代都市には、そうした市域内市場町が例外なくみられる。また、日本の現代市町村名には「市」がつけられているものが少なくないが、それらの多くは古代、中世、近世の市場町起源のものである。たとえば、一日市(ひといち)、二日(ふつか)市~八日市、廿日(はつか)市(あるいは町)、古市、今市、宮市、上市、下市などのごときである。現在、市場が流通の中心をなす所は少ないが、東北地方や日本海沿岸地域(新潟など)の一部では、いまも定期市がみられ、人々が集る所がある。[浅香幸雄]
『中島義一著『市場集落』(1964・古今書院)』

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