テレウス(その他表記)Tēreus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テレウス」の意味・わかりやすい解説

テレウス
Tēreus

ギリシア神話人物アレスの子,トラキアの王。アテネ王パンディオンの娘プロクネと結婚したが,その妹フィロメラを犯し,秘密を保つため彼女の舌を切取った。しかし妹はこの事件を布に刺繍して姉に知らせたので,プロクネは復讐のためにテレウスとの間にできた子イテュスを殺し,料理して夫に食べさせた。テレウスは怒って姉妹を殺そうとしたが,神々の計らいで姉妹はそれぞれナイチンゲールとつばめに変えられ,テレウス自身はやつがしら鳥に変えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のテレウスの言及

【フィロメラ】より

…ギリシア伝説で,アテナイ王パンディオンPandiōnの娘。トラキア王テレウスTēreusに嫁いだプロクネProknēの妹。テレウスはプロクネとの間に1子イテュスItysをもうけていたにもかかわらず,プロクネが死んだと偽ってフィロメラを呼び寄せ,彼女を犯したあげく,口封じにその舌を切った。…

※「テレウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む