最新 地学事典 「テンブロー層」の解説
テンブローそう
テンブロー層
Temblor Formation
米国カリフォルニア州の海岸山脈地域に広く分布する海成中部中新統(Helvetian)。層厚30~800m。下部は泥岩,上部は砂岩・シルト岩の互層からなる。二枚貝,ウニや有孔虫化石を含み,それらによって分帯されている。最上部からウマ(Merychippus californicus),デスモスチルス(Desmostylus)などの哺乳類化石を産出。大型化石によって下部のPecten andersoni barkerianus帯と上部のEchinarachnius merriami帯とに分帯され,両者を合わせて北米太平洋岸の中部中新統の標準としてテンブロー階(Temblor Stage)が設定されている。
執筆者:藤田 至則・角田 史雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

