テータムオニール(読み)てーたむおにーる

現代外国人名録2016 「テータムオニール」の解説

テータム オニール
Tatum O’Neal

職業・肩書
女優

国籍
米国

生年月日
1963年11月5日

出生地
カリフォルニア州ロサンゼルス

受賞
アカデミー賞助演女優賞(第46回)〔1973年〕「ペーパー・ムーン」,ゴールデン・グローブ賞新人賞(第31回,1973年度)「ペーパー・ムーン」

経歴
俳優ライアン・オニール、女優ジョアナ・ムーアの長女。パブリック・スクール在学中にピーター・ボグダノビッチ監督の目にとまり、1973年映画「ペーパー・ムーン」で父と共演。この作品でゴールデン・グローブ新人賞、史上最年少のアカデミー助演女優賞に輝き、天才少女として注目を浴びる。’76年第2作「ニッケル・オデオン」に出演、同年の「がんばれ!ベアーズ」でも人気を高める。’85年プロテニス選手のジョン・マッケンローと同棲生活に入り、1児を出産。翌年結婚するが、のち離婚。’91年「Little Noises」で映画界に復帰。’92年「A Terrible Beauty」でニューヨークの舞台にデビュー。2008年コカインを購入しようとした疑いで逮捕され、有罪判決を受けた。他の映画出演作に「インターナショナル・ベルベット」(1978年)、「リトル・ダーリング」(’80年)、「Circle of Two」(’81年)、「ウーマン・プリズナー」(’85年)、「バスキア」(’96年)、「The Scoundrel’s Wife」(2002年)、「The Technical Writer」(2003年)、「My Brother」(2005年)、「ランナウェイズ」(2010年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

367日誕生日大事典 「テータムオニール」の解説

テータム オニール

生年月日:1963年11月5日
アメリカの女優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のテータムオニールの言及

【ガーランド】より

…ボードビルの芸人の娘としてミネソタ州に生まれる。16歳でV.フレミング監督のミュージカル《オズの魔法使》(1939)に主演して主題歌《虹の彼方に》(オーバー・ザ・レインボー)を大ヒットさせ,アカデミー特別賞を受賞(これは1973年に《ペーパー・ムーン》のテータム・オニールが10歳で助演女優賞を獲得するまでは最年少受賞記録だった)。1954年,不幸な私生活や睡眠薬の常用による精神不安定から奇跡的なカムバックを見せ,彼女の最後の傑作として記憶されることになる《スタア誕生》に至るまで,ミッキー・ルーニーと組んだ《二人の青春》(《アンディ・ハーディ》シリーズの名で知られる青春ミュージカルの一編。…

※「テータムオニール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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