デジタル大辞泉 「テーラーメード医療」の意味・読み・例文・類語 テーラーメード‐いりょう〔‐イレウ〕【テーラーメード医療】 《tailor-made medicine》患者の個人差に配慮して各個人に最適な医療を提供すること。遺伝子診断によって得られる遺伝子情報に基づいて、その患者に有効な薬剤や治療法を判断する。オーダーメード医療。個別化医療。カスタムメード医療。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「テーラーメード医療」の解説 テーラーメード医療 患者の個人差を考慮し各個人に適した治療を行う医療のこと。オーダーメード医療、個別化医療ともいう。広義には、年齢・性別・体重・体質・病状など患者個人の条件を考慮した薬物投与などのことをいうが、近年では、遺伝子診断などによって得られた遺伝子情報に基づきその患者に有効と考えられる治療法を設定することをいう場合が多い。具体的には、遺伝子情報を知ることにより効果的で副作用の少ない薬を選択したり、各個人の疾病発症リスクを調べ予防することなどが挙げられる。日本でも、2003年より文部科学省の委託により「オーダーメイド医療の実現プログラム」が行われるなど進展をみせている。 (2015-6-24) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報