化学辞典 第2版 「デフェンシン」の解説
デフェンシン
デフェンシン
defensin
抗菌性ペプチドの一種.ほ乳動物,は虫類,昆虫などから単離されている.好中球が微生物をどん食し,破壊する際にリソソーム顆粒から食胞中に分泌される.アルギニン残基に富み,その正電荷で細胞膜リン脂質の負電荷と相互作用し,細胞障害作用を発揮すると考えられている.[CAS 103220-14-0]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報