とあって

精選版 日本国語大辞典 「とあって」の意味・読み・例文・類語

と あって

  1. 先行事柄に対し、それを承認しながらも、それと矛盾する事柄を述べるときに用いる。そうであっても。けれども。といって。
    1. [初出の実例]「母が心底を、御推量して下さりませ。とあって今又変改(へんがへ)談合などに乗るやうな、旦那殿ではなけれども」(出典浄瑠璃・袂の白しぼり(1710頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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