日本大百科全書(ニッポニカ) 「トウマル」の意味・わかりやすい解説 トウマルとうまる / 蜀鶏唐丸 鳥綱キジ目キジ科の鳥。ニワトリの1品種。江戸初期に中国から渡来した大唐丸を基にして、新潟地方でつくられた長鳴鶏(ちょうめいけい)である。その鳴き声はトウテンコウより低いが強く、遠くまで届くといわれる。羽色はおもに黒であるが、白もある。1939年(昭和14)に天然記念物に指定された。[西田隆雄][参照項目] | ニワトリ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のトウマルの言及 【ヒガイ(鰉)】より …繁殖期の雄は,婚姻色と追星(おいぼし)を現し,雌には産卵管を生じ,それをドブガイ,マルドブガイ,イシガイなどの生きた二枚貝の外套(がいとう)腔(左右の外套膜の隙間)にさし込み産卵する習性がある。琵琶湖のヒガイには形態および色彩の変異が多く,地元の漁業者はトウマル(頭丸),ツラナガ(顔長)およびアブラヒガイ(油鰉)などに分けて呼んでいる。主として焼いて食用に供する。… ※「トウマル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by