とっさか(読み)トッサカ

デジタル大辞泉 「とっさか」の意味・読み・例文・類語

とっ‐さか

[形動]《近世上方語》心がひねくれて、とげとげしいさま。
「気の―な姑に」〈浄・宵庚申

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「とっさか」の意味・読み・例文・類語

とっ‐さか

〘形動〙 とがったところがあって円満ではないさま。意地の悪いさま。
浄瑠璃心中宵庚申(1722)道行「気のとっさかなしうとめ、せりせりいぢりたでられて」

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