とない

精選版 日本国語大辞典 「とない」の意味・読み・例文・類語

と ない

  1. ( 間に係助詞「は」「も」などをはさんでも用いる ) …ということもない。…というわけでもない。
    1. [初出の実例]「時登無(トなく) 雲居雨降る 筑波嶺を 清(さや)に照して」(出典万葉集(8C後)九・一七五三)
    2. 「なにわざすともなきやうなれど、帯など結ふやうなり」(出典:枕草子(10C終)六三)

と‐な・い

  1. とない

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android