トマス・キリスト教徒(読み)トマス・キリストきょうと(その他表記)Thomas Christians

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トマス・キリスト教徒」の意味・わかりやすい解説

トマス・キリスト教徒
トマス・キリストきょうと
Thomas Christians

マラバル・キリスト教徒とも呼ばれる。インドのマラバル地方を中心に土着するキリスト教徒の集団。 12使徒の一人トマスによりキリスト教を伝えられたとの伝説からその名がある。歴史的には 550年以前にキリスト教徒の存在が知られ,その起源はおそらく東シリアでネストリウス教会に属していた。ポルトガルの植民後,1599年のディアンプル (現ウディアムパルル) 教会会議でネストリウス主義放棄を誓いローマ・カトリックと一致したが,強引なラテン化に反対して 1653年大部分はローマから分離,61年シリア系主教の着任で分離派はおおむね復帰したが,残りはシリア正教会 (ヤコブ派) と合流。その後ヤコブ派の内紛で 1930年一部の信徒はマランカル帰一教会としてローマ・カトリックに再合同した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む