トランケーション

最新 地学事典 「トランケーション」の解説

トランケーション

truncation

震探記録断面上で,下位の反射波列が上位の反射波列に突き当たり,そこで終わっている状態の反射波列端。上位の地層による下位層の侵食・削剝に対応しており,この地質現象そのものを指すこともある(R.M.Mitchum, Jr. et al.,1977)。震探記録断面上,トップラップと区別がつきにくいことがある(J.A.Thorne,1992)が,トランケーションは,1)下位の反射波列の形態的規則性が上位の反射波列によって突然妨げられる,2)上位の反射波列が比較的不規則な形態をとる,3)上位の地層が不整合面の削剝地形に規制されて堆積した痕跡をとどめる,などの特徴を有する。堆積地質学的には,堆積環境の変化あるいは時間間隙を伴う削剝現象を示唆する。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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