栄養・生化学辞典 「トランスチレチン」の解説 トランスチレチン トランスサイレチンとも読み,チロキシン結合プレアルブミン,高トリプトファンプレアルブミン,プレアルブミンともいう.チロキシンを結合する活性をもつタンパク質.分子量5.5kの糖タンパク質で,血漿中のチロキシンの約10%,トリヨードチロニンの約30%が結合している.代謝回転率が高いことから,タンパク質欠乏などに早く反応して血中濃度が減少するので,タンパク質の栄養状態の判定に使われる. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報