トーサムポロ沼(読み)とーさむぽろとう

日本歴史地名大系 「トーサムポロ沼」の解説

トーサムポロ沼
とーさむぽろとう

豊里とよさとにある湖。通称トサブ。根室半島先端部近くの北岸にある海跡湖で、根室湾に開いており、南部からトーサムポロ川・ポンネモト川が流入する。面積〇・二五平方キロ(根室市勢要覧)。「戊午日誌」(能都之也布誌)に「トウシヤム」とみえ、「沼一ツ有。其廻り凡二里にて谷地多く、沼の口両岸は高くして崖、沼の底は蜆また蜊の類の殻にして、馬足抜からずして至極わたりよしと、トウシヤムは沼浅しと云儀なり、其沼周り二里も有りて、沼口巾百間計にて甚危し。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 アサリ 中略 樹木

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む