どち狂う(読み)とちぐるう

精選版 日本国語大辞典 「どち狂う」の意味・読み・例文・類語

とち‐ぐる・う‥ぐるふ【とち狂】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「とち」は接頭語。「どちぐるう」とも ) たわいのないことをしてさわぐ。たわむれる。ざれあう。
    1. [初出の実例]「学文を身にとっちめてする比に とち狂(クルフ)てやあそぶしんぼち」(出典:俳諧・やつこはいかい(1667))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android