どまぐれる(読み)ドマグレル

デジタル大辞泉 「どまぐれる」の意味・読み・例文・類語

どまぐ・れる

[動ラ下一]《「どまくれる」とも》うろたえる。まごつく。どぎまぎする。
「さてこそ縁を切りに来たと、思ふ心に口―・れ」〈浄・宵庚申

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どまぐれる」の意味・読み・例文・類語

どまぐ・れる

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 ( 「どまくれる」とも )
  2. まごつく。あわてる。うろたえる。とまどう。
    1. [初出の実例]「心は今もさつきやみ、木のしたやみにどまぐれて」(出典:浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)下)
  3. まちがう。〔当世花詞粋仙人(1832)〕
  4. 放蕩(ほうとう)する。
    1. [初出の実例]「大将も道楽しなさったけのう。あれだけ、どまぐれりゃ、もう出てもええころじゃろ」(出典:黄金部落(1947‐48)〈火野葦平〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む