放蕩(読み)ホウトウ

デジタル大辞泉 「放蕩」の意味・読み・例文・類語

ほう‐とう〔ハウタウ〕【放×蕩】

[名・形動](スル)思うままに振る舞うこと。特に、酒や女遊びにふけること。また、そのさま。「放蕩な息子」「放蕩したあげく身代を潰す」
[類語]道楽遊蕩淫蕩遊び遊興遊楽豪遊清遊惚れっぽい惚れる愛する恋する好くめる焦がれる思う慕う愛慕思慕恋慕惚れ込む見とれる見惚れる惚れ惚れ一目惚れ懸想けそう目尻を下げる思いを掛ける気がある多情浮気移り気気が多い熱し易く冷め易い気移り心移り色気違いマダムキラーレディーキラー好き者助平すけべい漁色女好き男好きプレーボーイ女たらし女殺し好色好色家色好み鼻下長びかちょう手が早いちゃら浮気者艶福艶福家蕩児とうじ色魔女狂い男狂い淫らみだりがわしい卑猥ひわい淫猥いんわい猥褻わいせついやらしい淫靡いんび淫乱いかがわしいエロチックエッチ官能的肉感的扇情的性的あだっぽい色気なまめかしい色っぽいあだ色香つやっぽいあでやか濃艶妖艶あで姿セクシーチャーミングコケットリーコケティッシュエロセクシュアル不身持ち不品行ふしだら不行状不行跡色情狂自堕落エロい多淫邪淫荒淫姦淫かんいん淫奔いんぽん酒色すけこましジゴロ尻軽きわどい淫婦

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精選版 日本国語大辞典 「放蕩」の意味・読み・例文・類語

ほう‐とうハウタウ【放蕩】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 自分の思うままにふるまうこと。また、そのために身を持ちくずすこと。特に、酒や女遊びにふけって品行の修まらないこと。また、そのさま。不品行。道楽。放埒(ほうらつ)
    1. [初出の実例]「性頗放蕩、不法度」(出典懐風藻(751)大津皇子伝)
    2. 「次第に人の心放蕩(ホウトウ)になりゆき」(出典:談義本・根無草(1763‐69)前)
    3. [その他の文献]〔魏志‐武帝紀〕

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