どやくや(読み)ドヤクヤ

デジタル大辞泉 「どやくや」の意味・読み・例文・類語

どや‐くや

《「とやくや」「どやぐや」とも》騒がしいこと。混乱すること。どさくさ。
「今の―に、同道めがつかんで走った」〈浄・生玉心中

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どやくや」の意味・読み・例文・類語

どや‐くや

  1. ( 「とやくや」「どやぐや」とも )
  2. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 騒がしいさま、混乱するさまを表わす語。どさくさ。
    1. [初出の実例]「どしゃくしゃ とやくやも、さはがしきかた歟」(出典:かた言(1650)五)
  3. [ 2 ] 〘 名詞 〙 騒がしいこと。また、混乱すること。どさくさ。
    1. [初出の実例]「やれ、此どやくやのまぎれに、何なり共ひらはん」(出典:咄本・当世軽口咄揃(1679)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む