どやしつける(読み)ドヤシツケル

デジタル大辞泉 「どやしつける」の意味・読み・例文・類語

どやし‐つ・ける

[動カ下一][文]どやしつ・く[カ下二]
なぐりつける。「げんこつで―・ける」
どなりつける。厳しくしかる。「無気力な若手を―・ける」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どやしつける」の意味・読み・例文・類語

どやし‐つ・ける

〘他カ下一〙 どやしつ・く 〘他カ下二〙
① 殴りつける。強く打つ。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)五「百会(ひよめき)の上のところを、コツコツコツと打(ドヤ)しつけると」
② 強くしかる。どなりつける。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四「主人何事によらず、正面から、どやし付けないと気が済まない」

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