若手(読み)ワカテ

精選版 日本国語大辞典 「若手」の意味・読み・例文・類語

わか‐て【若手】

  1. 〘 名詞 〙 若い人。若くて元気のいい者。また、ある集団の中で若い方の人。
    1. [初出の実例]「日本国中に、若手(ワカテ)弓矢取にて候」(出典甲陽軍鑑(17C初)品二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の若手の言及

【若者組】より

…明治中期ごろまで全国の村落や一部の町に存在したが,まれには昭和初期までその形態をとどめた例もある。呼称としては,東北地方の日本海側の〈若勢(わかぜ)〉,東北から九州北部までの日本海側に点在する〈若手(わかて)〉,九州南部から沖縄にかけての〈二才(にせ)〉などがあるが,若者,若い衆,若者仲間,若者組,若連中などと呼ぶ所が多く,このうち若者組の名が学術用語化した。加入は,一般に数え年15~17歳ごろの成年式直後であるが,他所から来住した婿養子などは,年齢を問わず加入の義務があった。…

※「若手」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む