ドンバスの紛争

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ドンバスの紛争

ウクライナ東部ドンバス地域では、ロシアがウクライナ南部クリミア半島を編入した翌月の2014年4月、親ロシア派武装勢力が自称「ドネツク人民共和国」と同「ルガンスク人民共和国」の樹立を一方的に宣言して実効支配。ウクライナ政府軍と紛争を続け、国連によると20年7月までに1万3千人超が死亡した。ロシアと親ロ派、ウクライナなどは14年9月と15年2月の「ミンスク合意」で即時停戦や親ロ派への大幅な自治権付与などを約束したが、完全履行されていない。ロシアのプーチン政権は22年2月21日、両「共和国」の独立を承認した。(共同)

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