岩石学辞典 「ナトロカーボナタイト」の解説 ナトロカーボナタイト 暗灰色完晶質で中粒から細粒の岩石.部分的に流理構造を示す.自形の短冊状のCa-Na-炭酸塩で形成されている.紫色の蛍石が存在し,高いBaO(1.05%wt)とSrO(0.89%wt)が報告されている[Du Bois, et al. : 1963].この岩石はタンザニア(Tanzania)のオルドニョ・レンガイ(Oldoinyo L'Engai)火山の熔岩として流出したものである. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報