ナラシンハ派(読み)ナラシンハは

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナラシンハ派」の意味・わかりやすい解説

ナラシンハ派
ナラシンハは

ヒンドゥー教ビシュヌ派の一派。ビシュヌ神の化身ナラシンハまたはヌリシンハを崇拝し,南インドに特に多い。この信仰は,かなり古くからあったとみられ,ガウダパーダ (7世紀中頃在世) は,この派の聖典であるウパニシャッド注釈を施している。ビジャヤナガル王国では 14~15世紀頃大いに流行した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android