ナーガーランド州(読み)ナーガーランド(英語表記)Nāgāland

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナーガーランド州」の意味・わかりやすい解説

ナーガーランド〔州〕
ナーガーランド
Nāgāland

インド北東部にある州。ミャンマー国境を接する。 1866年からのイギリス統治時代に引続き,独立後もアッサム州のナーガ丘陵区と,北東辺境特別区 (現アルナーチャルプラデーシュ州) の一部に属していたが,1963年にアッサム州から分離して州となった。州都コヒーマ。ナーガ丘陵一帯を占め,ナーガ族が居住する。 55年からナーガ諸部族の独立運動が起り,武装闘争が続いた。農林業が中心で,良質のマホガニーを産する。一部で焼畑移動農耕が行われ,米,豆類,ミレット (雑穀) ,搾油用種子,サトウキビジャガイモタバコを産する。面積1万 6579km2。人口 121万 5573 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android